2窓の使い方




パソコンを最近使い始めた方の中には、
「パソコンは、一つの仕事しかできない」と考えている方もいます。
初期のパソコンはいざ知らず、現在のパソコンは
「マルチタスク」つまり、いくつもの仕事を並行して行うことができます。
このことをちゃんと理解していないと、例えば、チャット中に教えて貰った
HPを見に行くためには、チャットを中断しなければいけない、
と勘違いしてしまいます。
ここでは、いわゆる「2窓」の使い方と、その効用を説明します。




■「窓」ってなに?

あなたが、チャットをしているとき、あなたのパソコンの画面は、

( 1)全画面表示

パソコンの画面一杯に、ブラウザ(インターネットのホームページを表示する
ためのソフト「基礎の基礎講座のインターネットに接続するとは」参照)が
拡がっている状態。

( 2)一部で表示

パソコンの画面の一部で、ブラウザを表示している状態。

のとぢらでしょうか?

このように、あるソフト(ブラウザもソフトの一つです)を実行している
とき、そのソフトの実行画面を「ウィンドウ(窓)」と呼びます。
そして、この「窓」は、同時にいくつでも「開く」ことができるのです。



■「全画面表示」かどうかを見る

ところで、ブラウザの、右上隅を見てください。
「_□X」と三種類のマークが出ているはずです。
しかし、状態によって、真ん中の「□」には2種類有るはずです。

(A)現在「窓」が「全画面表示」になっている場合


(B)現在「窓」が「全画面表示」になってない場合


上記( 2)の画面でしたら、必ず(B)になっているはずです。
( 1)の場合は(A)(B)のどちらかになっています。


( 2)で(B)の方は、この「□」をクリックしてください。
表示が画面一杯に拡がり、( 1)(A)になるはずです。
今度はその状態で「□が二重になった表示<(A)の状態」を
クリックしてください。表示が元に戻るはずです。


( 1)で、(A)になっている方は、「□が二重になった表示」を
クリックしてみてください。( 2)(B)の状態になるはずです。

つまり、窓の表示の方法には
・使える全画面に表示する
・任意の大きさで表示する
という二つの状態があり、右上の二つ目の「□」のボタンは
「全画面表示」←→「任意の大きさで表示」
の切り替えボタンだったのです。


( 1)で(B)の状態の方と、
( 2)で(A)だけども、ボタンをクリックしたら(A)が(B)に
変化しただけだった人はお待たせしました。
このような状態の場合は、「任意の大きさで表示」の「任意の大きさ」
が「全画面表示」と同じ大きさに設定されている場合です。
次項の「任意の表示画面の大きさを変える」を参照してください。



■任意の表示画面の大きさを変える

( 2)の状態で、マウスカーソルを移動させて「窓」の左辺の上に持って
いマウスカーソルの形が「←→」に変わると思います。


この状態で「左クリックボタンを押したまま」マウスカーソルを左に
移動してください。そうすると

のように、「窓」が左に拡がります。

今度は同じように、マウスカーソルを「窓」の上辺においてください。
  「↑
   ↓」
に形が変わります。


この状態で「左クリックボタンを押したまま」マウスカーソルを上に
移動してください。そうすると

のように、「窓」が上に拡がります。

このように、「窓」は、自分で好きな大きさに変更できます。

(この方法で、「窓」を、全画面表示と同じ大きさにしてしまうと
前項のように「切り替えボタン」を押しても、表示が変わらないわけです)



■2つ目の窓を開ける

さて、2つ以上の窓を開く場合に、全画面表示のままですと、
新しい窓も、全画面表示になり、前の画面が見えなくなってしまいます。
このため、2窓を開く場合は、元の窓を小さくしておいた方が便利です。

さて、( 2)の状態で、もう一つ、ブラウザを立ち上げてみましょう。


のようになるはずです。

(新しく開いた窓が、全画面表示になった場合は、
上記で説明した「全←→任意」切り替えボタンや、任意表示の窓の大きさを変
える方法などで、大きさを調節しましょう)

ここで、新しい窓ですきなホームページを表示させることが出来ます。
(例えば片方の画面でチャットしながら、別の画面で、ちゃっとの入り口を
見ていて、知人が来るかどうかチェックしたり、チャットしていて教えて貰った
HPのアドレスをコピペして<本講座のコピペ参照 見ることも出来ます)



■アクティブな「窓」

ところで、先ほどの状態で、気か付いた方もいるかもしれません。



よく見ると、二重に表示された、「ブラウザ」の最上部の色が
少し違っています。

この二つの色は、





のようになっています。
(この設定は、ユーザーが自分で変更できますが、基本は
この二色です)

上の「濃い方の青」が、「アクティブ・ウィンドウ」と言って
文字を入力したりできる対象の「窓」です。
通常は「アクティブ・ウィンドウ」が、上に表示されます。

(アクティブでない窓でも、プログラムで設定された仕事は
続行しています)



■2窓、多窓の利点と問題点

ここでは、同じブラウザを2つ開く、という方法を説明しましたが、
2窓はブラウザだけではありません。
インターネットからファイルをダウンロードしながらチャットしたり、
時間のかかる計算をしている間に、ゲームをしたり、
いくつものプログラムを並行して実行できるわけです。

ただし、欠点として、以下のような点があります。

特殊な場合を除いて、パソコンの頭脳は一つですから、いくつもの仕事を
並行させて実行すると、一つ一つの実行速度は、当然遅くなります。
ソフトウェアの種類によっては、パソコンを固まらせてしまうこともあります。

また、窓を一つ開けるたびに、システムリソースという、
パソコンの仕事場であるメモリを使用します。
机の上にいろいろな書類を開いておいておくとグチャグチャになって
仕事が出来なくなるように、窓が多すぎると、
やはりパソコンを固まらせてしまいます。
(特にWindowsMEではその傾向が多いようです)

もう一つ、チャットなどで、一つの窓でチャットしながら、
別の窓で、別のチャットをする、というような行為は、
あきらかに、マナー違反でしょう。
(また、それだけ、チャットのサーバーに負担をかけます)

何事も、過ぎたるは〜、ということをお考えください(笑)。