■■ファイルの考え方■■



■ファイルとは

パソコンには、いろいろなデータやプログラムが入っています。
それらのデータは「ファイル」という形で管理されています。

よく言われる例えですが、「ファイル」は「本・書類」と考えることが出来ます。

本の中には、
・いろいろな命令を書いている本(プログラムファイル)
    普通のユーザーは書き換えることが出来ません
・ユーザが作ったり書き込めるノート(データファイル)
    ワープロや表計算ソフトなど、ユーザーがソフトを使って
    作るデータを書き込んだファイルや
    住所録のように、ユーザーはファイルとして意識しないけど
    追加・変更ができる物もあります
・パソコン側で使用する設定や環境などの覚え書き(データファイル)
など、いろいろな種類があります。

これらのファイルは、普通、「フォルダ」という箱の中に入っています。
フォルダの中には、いくつものファイルが入っています。
もちろん、大きな箱の中に、小さな箱を作って、その中にファイルを
入れることが出来ます。


ファイルには、名前を付けて管理します。

Windowsでは、通常、ファイル名は、
xxxxx.zzz
と、「.」で区切られた「xxxxx」と「zzz」の二つの部分に分けられます。
「xxxx」が本来のファイル名で、
「yyy」の部分が「拡張子」と呼ばれ、ファイルの種類を表すものです。

なかには、拡張子の部分がない物
xxxxx
というものもあります。

また、
xxxxx.yyy.zzz
のようなものもあります。
  この場合は「xxxxx.yyy」がファイル名で「zzz」が拡張子です。



■拡張子を表示させる

ところで、買ったばかりのパソコンでは、「xxxxx」と拡張子が表示されていない
ファイルがいっぱいあります。
実は、これは、「Windowsのよけいなお世話」機能で、
拡張子があっても、「パソコンが知っている種類のファイル」については
拡張子を表示していないのです。
   「パソコンが知っている種類のファイル」とは、次項で説明する
   「アプリケーションの関連づけ」でファィルの種類と、
   そのファイルを開くアプリケーションを関連づけられたファイルという意味です。

また、Windowsには、「ファイルそのものが表示されない」種類のファイルも
存在します(隠しファイルとシステムファイル)。

もちろん、「拡張子なんて意識しないでも問題ない」のでしたら、
こういう機能はユーザーライクなのですが、
実はいろいろな場面で、拡張子が必要になったり、
あるいは「隠しファイル」が必要になったりします。

   Macでは、「拡張子でファイルの種別を判断しない」ようで、
   Windowsの、この「一見親切」機能は、Macの猿まねのようです。


まず、拡張子を表示させ、隠しファイルも表示されるように設定しましょう。

( 1)Windows 98なら、「スタート」→「設定」→「フォルダオプション」
  Windows MEなら、「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「フォルダオプション」で
  「フォルダオプション」を開きます。

( 2)「表示」タブをクリックすると下記のような画面が開きます。


  ここで、
  「登録されているファイルの拡張子は表示しない」
    のチェックを外す(「レ」がない状態)と拡張子を持つファイルは
    全て拡張子が表示されます。
  「表示されないファイル」で「すべてのファイルを表示する」
    を選ぶ(「・」がついている状態)にすると、隠しファイルも含めて
    全てのファイルが表示されるようになります。

  OKボタンをクリックします。

これで、パソコンにある全てのファィルが表示されるようになりました。



■ファイルとフォルダ

どんなファイルがあるかを調べるための方法には
・マイコンピュータ
・エクスプローラー
の二つがあります。

エクスプローラーは、左側のフレームにフォルダの構造をツリー構造で表し、
右側のメイン画面で、指定したフォルダの中身を表示します。
マイコンピュータは、指定したフォルダの中身だけを表示します。
つまり、エクスプローラーの右側のメイン画面と、マイコンピュータは同じものです。

エクスプローラーは全体構造がはっきりわかりますし、あるフォルダから
別のフォルダへと移動が簡単ですが、どうしても窓が大きくなります。
マイコンピュータは別のフォルダへ移動するのは面倒ですが、
コピーするときのように、二つのフォルダを同時に表示させる時などに便利です。
人により趣味がありそうですが、私はこれまでの習慣から、
マイコンピュータを中心に、全体を見たいときにエクスプローラーを使っています。



■ファイル構造を意識する

インターネットサーフィンしかしない、という場合は別ですが
例えば、インターネットから画像や音楽のデータファイルをダウンロードしたい
というような場合には、「保存先」を意識する必要があります。

というのも、通常、「ファイルダウンロード」は、「保存先を指定」します。
ダウンロードしても、そのファイルが何処にあるかわからないと、
折角ダウンロードしたファイルを利用できません。

ダウンロードするときは、どこに保存されるか、覚えておきましょう。



■ダウンロードと実行(インターネットでの注意)

前述のように、ファイルにはデータファイルとプログラム(実行ファイルとも言う)があります。
ウィルス講座でも述べたように、ウィルスは基本的にはプログラムを実行することで感染します。
(Word等のマクロファイルは本来はデータですが実行に当たります。これについてはウィルス講座を見てください)

インターネットでは、「クリック」すると、別のページへジャンプする場合と、
指定されたプログラムを実行する場合があります。

マウスカーソルを移動させると、「手のマーク」にかわり、ブラウザの左下に
そこをクリックするとどうなるかが表示されます。




上記の二つの場合は、左下の表示はURLですから、別のページへジャンプするだけです。


この場合は、左下が「XXX.exe」ですから、プログラムファイルが指定されていることがわかります。

これをクリックすると

という表示が出ます。
保存を選ぶと、指定した場所に保存されます。
「開く」を選ぶとプログラムが実行されます。
このプログラムがウィルスに感染していたり、あるいは「外国通話強制」プログラムなどですと、
被害が及びます。
基本的には、プログラムファイルは一端保存してチェックをする方が安全です。

ただし、例えば

のように、左下には何も表示されないHPが増えてきました。
(Java Scriptを使っています)
このような場合は、押してみないとどうなるかわかりません。
(ほんとにいやな機能です・・・(苦笑))

また、「XXX.exe」ファイルを一端保存してウィルスチェックをしても、
実はこのプログラムは「別のプログラムをインターネットからダウンロードして実行する」
ためだけのものである場合もあります。
この場合には、「新しく読み込まれたプログラムがまともなもの」と願うしかありません。

正直、「ユーザーに情報を隠す」方向は危険だと思っています。