■■圧縮ファイルと解凍■■

       ダウンロードしたファイルを使う


ある程度、パソコンを使いこなしてくると、フリーソフトをダウン
ロードしたりも顔文字辞書をダウンロードしたり、しはじめめます。
しかし、ほとんどの場合、ダウンロードしたファイルは、
「xxx.lzh」とか「xxx.zip」とか、なじみのないファイルです。

これらのファイルは「圧縮ファイル」という物で、「解凍」という
作業をしなければ、使い物になりません。

前半では「圧縮」とは何かについて説明します。

「説明はイランから、解凍の方法を知りたい」という
せっかちな人は、 こちら を読んでください。
でも、出来たら通して読んでくれると嬉しいっす(笑)。



■なぜ圧縮が必要か

最近のパソコンは大画面のものが増えていますが、
標準では1024×768の点(ドット、ピクセル)で構成されています。
これを一番基本的な画像データの形「bmp(ビットマップ)」という形で
保存すると、1枚が、1.5メガバイトから約2.3メガバイト
(何色で表現するかによる)もの大きなファイルになってしまいます。

そこで、この大きな画像ファイルを、何とか小さくできないか、
と考えられたのが「圧縮」です。

インターネットでは、「xxx.jpg」とか「xxx.gif」という画像ファイルが
使われていますが、実はこの「jpg(じぇいぺぐ)」や「gif(じふ)」という
ファイルは、「bmp」ファイルを圧縮した物だったのです。

   例えば、真っ白な部分を、bmpファイルですと、一つ一つの点について
       白、白、白、白、白、白、白、・・・・・・
   というように、「何色か」という情報で保存します。
   ところが、もし、白の点が200個続いていたら
       白、200
   だけで済みますね?
   実際は、数学的ないろいろ高度な処理を行っていますが、
   これが、圧縮の基本的な考え方です。

「jpg」形式は、どの程度圧縮するかを自由に設定できますが、
通常の設定ですと、「bmp」ファイルの1/5から1/10近くまで
圧縮することが可能です。



■完全に元に戻せる圧縮と、元に戻せない圧縮

ところで、今、「「jpg」形式は、どの程度圧縮するかを自由に設定できる」と
書きましたが、自由に設定できれば、できるだけ圧縮した方がいいはずです。

実は、「jpg」形式のファイルを、元の「bmp」ファイルに戻そうとしても
完全には元に戻らないのです。
つまり、「圧縮率を上げれば上げる」ほど、圧縮の時に捨ててしまう情報が
有るため、元に戻そうとしても、「捨てた情報」は帰ってこないのです。

このような圧縮形式を「非可逆性」圧縮と呼びます。
非可逆性圧縮には、他に、動画の「mpg(えむぺぐ)」などがあります。


ところで、データが大きくなるファイルか、画像だけではありません。
ワープロのデータや、プログラムなど、いろいろあります。
これらのファイルも圧縮できれば助かります。

しかし、これらのファイルを圧縮するとき、重要な条件があります。
それは
「完全に元に戻せることができる」
ということです。
なぜなら、データファイルやプログラムファイルは、「元に戻して」から
使用します。この時、「完全に元に戻らない」と使い物にならないからです。



■圧縮

前述のように、「完全に元に戻る形式」の圧縮を、「可逆性」と呼びます。

Windowsで多く使われているのが、「xxx.lzh」と「xxx.zip(じっぷ)」という
二つの形式です。
前書きに書いたように、多くのフリーソフトなどは、この形でネット上に
置いてあります。

lzh形式は、「自己解凍型」(後述)で圧縮できる
zip形式は、パスワード付き圧縮(後述)が可能
という特色がありますが、圧縮効率自体は、あまり変わりません。



これは、テスト用に圧縮してみた結果ですが、
jpgファイルやppt(パワーポイント用)ファイルは余り圧縮できていません。
これは、両者とも、画像が中心のデータファイルで、元々「画像圧縮」されているため
lzhやzipによる圧縮効果が無いせいです。
それに比べ、wordデータであるdocファイルは、画像が入っていないものをサンプルにしたため
圧縮効率が高いのがわかります。

なお、lzhでも、zipでも、複数のファイルや、フォルダー毎、あるいは複数のフォルダーを
一つのファイルに圧縮することができます。

   自己解凍型圧縮
      通常の圧縮ファイルは、「解凍ソフト」を使用することで、解凍できます。
      これに対して、「xxx.exe」というプログラム型に圧縮して、
      ダブルクリックすることで自動的に解凍できるような形にしたものを
      自己解凍型といいます。
      最近では、ウィルスの恐れがあることから、ネット上に「xxx.exe」(プログラム)
      を置かないことが一般的になっているため、使われることは少なくなっています。

   パスワード付き圧縮
      圧縮するときに、「パスワード」を付けて圧縮すると、解凍時に、
      そのパスワードを入力しないと解凍できなくするものです。
      インターネットは「ハガキの世界」ですから、例え圧縮していても
      簡単に解凍され、盗み見されます。
      ビジネスなどで大事なデータを送る場合などは、こちらがよいでしょう。
      ただし、「パスワードを入力しての解凍」は、以下で紹介するフリーソフトでも
      可能ですが、「パスワードをかけて圧縮」するソフトは有料のものが多いようです。



■解凍

さて、Vectorなどから、ダウンロードしたファイルが
「.lzh」や「.zip」ですと、「解凍」しなければ使えません。

幸い、「解凍」ソフトは、Windowsの場合「定番」ソフトが無料で手に入ります。

Lhasa(らさ と読むそうです、私はずっと間違って読んでいました(笑))です。



■Lhasaを手に入れよう

Lhasaは雑誌の付録などにも、よく収録されています。
以下は、ネットでの入手法です。

私は、フリーソフトなどはほとんど、ベクターで入手しています。

http://www.vector.co.jp/


lhasaは、その中の

http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se026842.html

にあります。

( 1)↑をクリックして表示された画面の下の方の「ダウンロード」をクリックすると
  ダウンロードの画面が表示されます。

  その下の方に、



  と表示された、「FTP」のボタンをクリックします。
     「FTP」でうまくいかなければ「HTTP」をクリックしてください。
     どちらでも、ダウンロードするファイルは同じです。

( 2)


  この画面で「このプログラムをディスクに保存する」に「黒丸」を入れ、
  Okをクリックします。

( 3)ファイルの保存先を指定します。


  ここでは、「tool」というフォルダーに保存します。
  Enterキーを押すと、プログラムをダウンロードします。

( 4)さきほど保存した「tool」フォルダーを開きます。


  先ほどダウンロードしたLhasaのファイルが入っています。
  Lhasaは自動解凍型のファイルですから、ファイル名をダブルクリック(もしくはクリック)
  すると、インストールがはじまります。

( 5)インストール先を指定します。

  通常はこのままでokを押します。

( 6)インストールが完了しました。

  okを押します。

( 7)環境を設定します。


・「書庫と同じ場所に解凍」にチェックを入れると、元の圧縮ファイルを置いている場所と
  同じ場所に解凍したファイルが置かれます。
  チェックがないと、上の画面で反転表示されている場所に解凍されます。
・前述のように、lzhやzipでは、いくつものファイルや、フォルダーを一つの圧縮ファイル
 に圧縮できます。「フォルダ自動生成」にチェックを入れていると、解凍した物は
 元圧縮ファイル名のフォルダに入ります。
    元圧縮ファイルが「ABC.lzh」だと、「ABC」というフォルダを自動的に作り
    その中に解凍したファイルを入れます。
・「解凍先を開く」にチェックを入れると、解凍したものを自動的に開きます。
・関連付けは、
  例えば「lzh」ボタンをクリックすると、これ以降、「xxx.lzh」というファイルを
  クリックすると自動的にLfasaが作動します。
    「アプリケーションの関連づけ」参照

( 8)okボタンを押すとLhasaのアイコンがデスクトップに表示されます。




■解凍の仕方

前項の( 8)の関連づけが出来ていれば
ダウンロードした、lzhやzipファイルをダブルクリックすれば、
( 7)の設定の場所に解凍されます。

もう一つは、ダウンロードしたファイルを、ドラッグ&ドロップで
Lhasaのアイコンの上に持ってきても解凍できます。



■圧縮したいときには

パスワード付きとかで無い場合には、Lhasaに近いLhacaがおすすめです。

Lhaca デラックス版
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se166893.html